2011(?)年4月にブックオフで買った本

 まだ一部をつまみ読みしただけですが、(私は怠惰な人間なのでいつになったら通読するかはわかりませんので、)第一印象(というほどのものでもないけど)を。

魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)

魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)

魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法 (福音館創作童話シリーズ)

魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法 (福音館創作童話シリーズ)

 650円と750円。「魔女の宅急便」シリーズ。ジブリのアニメとは大分ストーリーが違うんですね。わりと気楽に読める感じで、楽しそう。第1巻と第2巻で挿し絵画家の人が違うのにはちょっと違和感。
戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)

戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)

 400円。ファースト「雪風」。世評の高い作品だけど、確かにすごく面白い。ラストはズシンとくる(ラストを先に読んじゃったよー、まあ既に人からどんなラストか聞いてたから別に良いんだけど)。ただ、少し若書きな感じがしないでもない。
 神林長平作品なら、同時に買った、
敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178)

敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178)

敵は海賊・猫たちの饗宴 (ハヤカワ文庫JA)

敵は海賊・猫たちの饗宴 (ハヤカワ文庫JA)

こちらの「敵は海賊」シリーズの人と猫と機械の珍道中の方が、派手で笑えて、個人的には好みかも。300円と250円。
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

 300円。犬による現代世界史。これはカッコ良いな!!残酷で猥雑で悲惨で荘厳で、犬好きでも好き嫌いが分かれるだろうけど。犬たちを主人公にしたことで、船戸与一の「真の革命」とか「少数民族」とかの既製の正義に依存しているように見えるという弱点をうまく逃れていると思う。
萩原朔太郎詩集 (岩波文庫)

萩原朔太郎詩集 (岩波文庫)

 105円。「猫町」が入ってないみたいなのが少し残念。
ボクはこんなことを考えている (角川文庫)

ボクはこんなことを考えている (角川文庫)

 105円。オーケンのエッセー集。森高千里論が目当てで買ったけど、他の文も身につまされたり耳が痛かったり。
陰陽師 安倍晴明 (角川ソフィア文庫)

陰陽師 安倍晴明 (角川ソフィア文庫)

 105円。伝記?年表とか安倍晴明が出てくる近代文学や研究書のリストといった付録も、役に立ちそう。 105円。まだ手を付けていません。


 さすがに世評の高いものばかり(今頃やっと手を出すなんて遅いと言われそうなくらい)なだけに、ハズレがなさそうなので嬉しい。まあずっと積ん読かもしれないけど。


(文中敬称略)